呼吸器内科

3分で分かる!呼吸器内科の5つの魅力!

Why Pulmonology? Here Are Five Reasons

ここ最近、初期研修医の先生から私がなぜ呼吸器内科を専門にしたか聞かれることが度々ありました。

なんとなく、答えていましたが真剣に呼吸器内科を選ぶか迷っている先生達の後押しが少しでも出来るように、ここで1回ゆっくり考えてみて、記事にしたいと思います。

 

呼吸器内科には人格者が多い

自分で言うのは何となく恥ずかしいですが、私の周りではこの理由で呼吸器内科に決めた人が一番多いです。

実際にローテートしてみて呼吸器内科のイメージがよく、自分もそうなりたいと考えた人が多いようです。

うちの医局に限らず、呼吸器内科はなぜか人格者が多いように思います。

気のせいでしょうか。

もちろん、たまに例外もありますけどね。

 

疾患が豊富で幅広い分野で活躍できる

呼吸器内科では癌・感染症・アレルギー・膠原病・急性期/慢性期の管理・緩和ケア・気管支鏡など様々な分野の疾患を扱います。

そのためか、呼吸器内科出身で腫瘍内科医・救急医・感染症医・緩和ケア医・在宅医などに特化してご活躍される先生方が大勢います。

色んな選択肢がある中で、自分の興味がある分野を見つけて、そこで活躍できるチャンスがあるのは、呼吸器内科の魅力の1つだと思います。

 

ジェネラリストへの憧れ

これは前述の内容と少し被りますが、呼吸器内科ではあらゆる病態の方を診察します。

そのため、内科の中でも呼吸器内科はジェネラリストというイメージが自分としては強かったです。

 

癌がある

現在、ヒトの最も多い死因は悪性腫瘍であり、2人に1人が癌になる時代です。

そして、悪性腫瘍の中でも最も死亡率が高いのが肺癌だと言われています。

個人的な見解ですが、内科医であるからには癌を扱えるようになり、患者さんと最期まで真摯に向き合いたいと考えました。

 

治癒が見込めず、予後の厳しい疾患が多い

呼吸器内科では肺癌 stage 4, IPF, COPD など治癒が見込めない疾患を数多く扱います。

そのため、お看取りを経験することが最も多い科の1つだと思います。

悔しい思いを経験するからこそ、慢心せずに医療の限界を日々痛感しながら、絶えず学ぶ姿勢を維持できるように思います。

また、そんな中でも近年は呼吸器分野の研究・臨床の発展が目まぐるしく、非常に伸びしろがある診療科だとも思います。

病に苦しんでいる患者さんのために、研究と臨床の二つの側面から少しでも役立てるのは意義深いことだと思います。

ちなみに、私が憧れるPhysician-Scientistとはそれが出来る医師のことを指します。

 

最後に

*上のイラストはAIが作成していますが、いくら呼吸器内科医が胸部レントゲンを読むのが好きでも、それを額縁に入れて部屋の壁に飾る人は少ないと思います(笑)

ざっと自分が思いついたり、周りに聞いてみたりした「呼吸器内科を選んだ理由」は以上でした。

正直にいうと、どの内科も魅力的だと思いますし、自分も実際かなり悩みました。

そして、恐らくどの内科に行っても後悔はしなかったと思います。

 

今回の記事を1つの参考に、皆さんの合った科を選んでもらえればと思います。

そして、もし呼吸器内科に決めてくれた先生がいれば、いつの日か一緒に切磋琢磨できればと思います。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!