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導入
さっそくですが、今回は私が2019年からブログ始めた理由を書きたいと思います。
プロフィールにもある通り、現在は日々の生活の中で得られた貴重な体験や有益だと思った情報を発信しています。
そして、それによって似た境遇の人や後輩達の後押しが少しでも出来ればと願っています。
しかし、最初からこのような高尚な目的をもってブログを始めたわけではなく、そのきっかけを今回ご紹介したいと思います。
また、ブログを続けてきたことのメリット・デメリットなども書き記したいと思います。
この記事が、これからブログを作ろうか迷っている方の参考になれば幸いです。
きっかけ
まず、ブログを始めた2019年は、ひたすら論文のリジェクトをくらっていた黒歴史にも残る最悪一年でした。
普段から私は落ち込んだり、悩んだり、キャリアに迷ったりした時は、なるべく本を読んで先人たちの考えを参考にしてきました。
そんな中、「自己啓発系」や「研究者向け」の多くの本が、それぞれ理由は違えど「ブログをやりなさい」と書いているではありませんか。
なので、「いつかブログをやりたいな」と考えるも、肝心の書く内容がしばらく思いつきませんでした。
しかし、不思議なもので、いざ「何かをアウトプットしよう」と考えだすと、人は色々と思いつくようです。
当初は特にテーマを決めず、「日々の生活の中で面白そうだな」と思った体験を記事にしていました。
そして、だんだんと記事が増えていくについて、ブログの方向性も決まっていきました。
ブログの方向性
大学院生だった2019年頃、臨床医が基礎研究をやるのは「正直しんどい」という負の感情が強かったです。
というのも、それまで臨床一筋で働いてきた人間がいきなり基礎研究を始めると、実験手技、論文執筆、リバイスなど、「分からないことだらけ」だからです。
さらに、雇用条件(給料・福利厚生・学費の支払いなど)も決して良いとは言えず、「サンドバック状態かよ」と若干卑屈にもなっていました。
そんななか、n=1ですが、私個人が経験した有用そうなことを共有できれば、「同じような立場の人に少しでも役立てるのではないか」という考えに至りました。
私がこれまで「共有してきたこと」の中には、色んなものを犠牲にして死に物狂いで得た知識なども含まれています。
正直なことを言うと、当初はそれらを惜しげもなく「公開していいのか」という迷いもありました。
しかしながら、少し考えてると、私自身も学生や初期研修医の頃からいろんな先生方から損得勘定なく、かけがえのない知識を散々もらってきた身の上でした。
なので、当然ながら、それを次に受け渡さなければなりません。
そして、一気に拡散するツールであるブログをせっかく始めたのなら、それを使って情報を発信しようと決心しました。
ブログのメリットとデメリット
次に、ブログを続けてきて感じた、メリットとデメリットを書きたいと思います。
メリット
1. いつでもアウトプットでき、文章を書く練習になる。
2. インプットする時に、アウトプットを意識するようになる=知識の質が上がる。
これは「やるべきことが見えてくる 研究者の仕事術」でも書かれていました。
3. SNSと連携することで、色んな方々と面識を持った。
4. 気分転換
研究が上手くいかない時は、ブログに力を入れ、それはある意味いい気分転換になりました。たぶん。
5. Google 検索が上手くなった
ブログを運用するためには、色んなことをネットで調べる必要があります。
気のせいかもしれませんが、この経験から Google 検索が上手くなったように思います。
6. Search Engine Optimization(通称:SEO 対策)について学んだ
SEO 対策とは、分かりやすく言うと、自分のサイトを検索画面の上位に表示させるテクニックを指します。
もし将来的にホームページで集客するようなことがある場合、この経験は役立ったかもしれません。
デメリット
1. 時間を消費する
レイアウトなどにこだわり出すとキリがなく、時間があっという間に過ぎていきます。
また、ある程度のクオリティの文章を書くには、それに見合った時間をかける必要があります。
2. 維持費がかかる( WordPress の場合)
当ブログでも採用している WordPress の場合、サーバ代とドメイン代が発生します。
そのため、維持費がかかってきます。
一方で「はてなブログ」などのように、無料でブログを運営することもできますが、「レイアウトを自分好みにしにくい」といったデメリットがあります。
Discussion
以上が、私が「ブログを始めた理由」とやってみて感じた「メリット・デメリット」になります。
今後、いつまでブログを続けるか分かりませんが、時間が許せば継続していきたいと思います。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!