JCI (Journal of Clinical Investigation)で初めてのpeer review (査読)にまわり、投稿から2ヶ月してようやく査読者からコメントが返ってきました。
恐らくタイトルの画像から察しがつくと思いますが、今回はその結果報告となります。
査読者のコメント
Reviewer は計2人でした。
頂いたコメントの多くはこれまでに、私のグループでも話し合った内容が多い印象を受けました。
手元にあるデータで矛盾がないように、さらには、筋が通るように論文を書いたものの、自分達でも「ここは少し無理矢理かな」「ちょっといい過ぎかな」というところが正に指摘されていました。
そして、2人の reviewer 共にacceptそのものに否定的な意見ではなかったものの、最終的には editorial board の判断で今回はリジェクトとなりました。
さらには、淡い期待を抱いていた JCI insight への transfer に関する invitationも残念ながらありませんでした。
まとめ

「基礎研究の世界は本当に厳しいな・・・」と再び哀愁に浸りながらも、早い時間経過で reviewer からのコメントをグループ内で議論することが出来ました。
その結果、追加実験は行わず、ひとまず論文内容だけを変えて次のジャーナルを目指すことにしました。
そして、協力的なラボメンバーのおかげで、コメントを反映した新しい論文が英文校正をふくめて2週間以内に完成し、次の候補であった JCI insight に投稿しました。
まずは、編集者の壁を突破しなければならない長い修行の再出発です。
このまま諦めずに引き続き、論文アクセプトを目指して頑張りたいと思います。



