研究留学

【研究留学の準備 – 実践編】徹底解説!コネなしで海外ラボから内定をもらう方法!

コネなしで海外ラボ内定

こんにちわ。

医師のかたわら研究もやっている こるく31(@cork31_naikai)と言います。

サイトにお越し頂き、ありがとうございます!

 

さっそくですが、2020年初頭に私の学位論文が正式にアクセプトされました。

以前から学位を取得したあとも、「アメリカで肺癌の基礎研究を続けたい」と考えていたので、論文がオンライン化されたタイミングで留学のアプライをさっそく始めました。

そして、最終的に、海外ラボに打診してから約3か月で憧れだったビッグラボに留学することが決まりました。

 

私は以前に予習編として研究留学までの一般的な流れについて記事を書いています。

研究留学関連の書籍とインターネットと支援団体
【研究留学の準備 - 予習編】海外で実験を開始するまでの5 steps!~ある日、ラボミーティングで~ Introduction この度、学位論文がアクセプトされたこと...

 

今回はそれを踏まえたうえで、私が実際に「経験したこと」「採用までの具体的な流れ」をご紹介したいと思います。

そうすることで、私のように研究留学に憧れをもつ方々の「ハードルが少しでも下がればいいな」と願っています。

 

ラボ選びの条件設定

私は、ラボ選びの条件を以下のように設定しました。

  1. 人脈を形成しやすい立地にあるラボ:周辺に他大学が多い・共同研究を行っている
  2. 業績が見込める
  3. PI が MD と PhD を持っている
  4. 研究テーマを1つに絞っていない:特定のパスウェイなど
  5. 自分達の研究から得られた知見を元に臨床試験を行っている
  6. 研究費が潤沢
  7. 臨床検体へのアクセスが容易
  8. 住みたい場所

私が設定した「条件」が実際に留学をしてみて、どこまで反映されるかは全く分かりませんが、それらを思いついた理由も参考までに書き加えておきます。

 

まず、留学先では色んな人たちと出会い、そこで形成した人脈を将来の自分の研究に生かしたいと考えました。

なので、共同研究が比較的多そうなラボを優先的に探しています。

 

次に、3.のMD+PhDにこだわってみた理由として、自分とバックグランドが少しでも近いボスがどのように PI として研究を続けているか、間近で学んでみたいと思って選びました。

 

5.についてですが、日本の臨床試験は敷居が高く、煩雑でとても大変なイメージがあります。

そのため、海外では数多くの臨床試験をどのように主導しているのか興味があり、条件に入れてみました。

 

6.の研究費に関しては、「NIH RePORTER」を使って候補ラボの助成金とその期限などを1つ1つ調べています。

 

最後に8.について。

格好よく最もらしい条件をいくつか挙げてみましたが、実は私としては妻と新婚旅行で行ったことがある、アメリカの中でも住んでみたい地域がはっきり決まっていました。

その地域は、私が所属する研究室ではまだ誰も留学したことがなく、その影響もあって、今回はコネゼロから留学の準備を始めることになりました。

前置きが長くなり、失礼しました(笑)

 

ラボ選びについて

では、次にどのようにラボを見つけたかご説明します。

私は海外ラボにアプローチする前に、交渉が難渋することも想定して、あらかじめ10か所ほどラボを探しておきました。

ラボを探す方法は色々あると思いますが、ここでは自分がやってみた非常に地味な方法を説明します。

 

まず、Pubmedのアドバンス検索で「自分が将来投稿したいジャーナル」をたくさん指定しておき、タイトルに「lung」が入る論文を検索にかけました。

そして、ヒットした論文で“癌っぽいもの”と自分が設定した条件と合いそうなラボをひたすらチェックしていきました。

 

その他に思いついた方法として、自分の希望領域のレビュー論文を読み、そのレファレンスに載っている原著論文を確認することも、割と条件が一致したラボを探すのに有用でした。

 

次に、候補ラボがある程度決まった段階で、それぞれの専用ホームページを確認しました。

そこではラボの研究テーマや今いるメンバー、現在ポスドクを募集しているかなど、有用な情報がたくさん載っています。

今回、私が内定をいただいたラボは PI とラボメンバーが楽しそうに旅行をしている写真がたくさん載っており、そこが決め手になりました(もちろん嘘です)。

 

ちなみに、ポスドクの給料や福利厚生まで確認したい場合は、そのラボが所属している機関や大学のホームページをみると大抵載っています。

 

候補ラボを10か所ほど探すのにかかった時間ですが、私の場合は病棟業務をやりながら3-4週間ほど費やしてじっくり選びました。

思いのほか、情報量が膨大であり、想定より時間がかかったように思います。

この点に関しては、普段からレビュー論文などをちゃんと読み、意識的に色々なラボを探していたらもっと早かったと思います。

しかし、様々な研究室に自分が行くことを想像するのは、旅行前の下調べと一緒で自分は割と楽しめました。

 

最後にとても重要なことですが、打診することを決めたラボにもし運よく日本人が在籍している場合、その方に必ずメールしましょう。

私の場合、お二人ほどメールさせて頂きましたが、突然の連絡にも関わらず、とても丁寧かつ親身にラボの状況について教えて頂きました。

さらに、結果的にその日本人の方に PI に口添えして頂いたことで、私のアプライを次のステップの1 on 1のインタビューまで持って行くことが出来ました。

 

書類の準備

「予習編」の記事でも書きましたが、ラボに打診するときには幾つかの書類が必要です。

【研究留学の準備 – 予習編】海外で実験を開始するまでの5 steps!

  • Application letter (メールの場合はその本文)
  • Curriculum Vitae
  • Reference letter 3通

各書類の作成方法は既出なので今回は割愛します。

ちなみに、先輩方から「application letterが一番大事だよ」と教わっていたので、それだけは自腹を切って英文校正に提出しました。

字数などは忘れましたが確か、7500円でした。

 

また、推薦状をお願いしていた教授(基礎研究者)に自分が作成した書類を一通り確認してもらったところ、「臨床医としてのバックグラウンドをもっとアピールした方がいい」と助言を頂きました。

当初、臨床経験ばかりのキャリアはハンデになるかもしれないと考え、それをあまり強調しませんでした。

しかし、その意見を踏まえて、application letterに自分が何年間で癌患者さん何人診てきたかなど、臨床経験を具体的な数字で表してアピールしてみました。

また、「研究の経験は足りないけれど臨床医としての背景があるので、研究室にとっていい刺激になるでしょう」といった文言を、その教授の推薦状にも書いて頂きました。

 

メールで打診する場合の流れ

メールで打診する場合、まず最初にApplication letter(メール本文でもok)と Curriculum Vitae が必要です。

この時に自分の筆頭論文も添付しておきましょう。

そして、Reference letterに関しては、後追いで要求されるのが一般的です。

 

私の場合はイレギュラーで、教授達の署名入り reference letter をこれから打診する PI 2名分について、予めもらっておくことが出来ました。

そのため、打診と同時にメールに添付しています。

しかし、PIとのインタビューの際、恐らくそのことを忘れていたのか PI から「3人分の推薦状を送ってね」と言われたので、結局同じものをもう一度送る羽目になりました。

 

打診開始

書類がそろったあと、まずはダメもとで同時に2つのBigラボにメールしてみました。

1つ目は今回、私が採用に至った第一希望のラボAで、

2つ目はハーバード系列のラボBです。

 

ラボBに関してはメールを送る2週間前に、たまたま日本に来ていたPIと夕飯を一緒に食べたばかりでした。

その時に「application letter を送りますね!」と PI に直接宣言したばかりだったのでレスポンスがあるかと思いきや、残念ながらスルーされて終わりました。

しかし、「返信がないのは当然」という認識だったので、第一希望のラボAに関してはシカトされても「はっきりお断りをもらうまでは毎週メールを送り続けてやる!」と意気込んでいました。

 

しかし、なんと予想外にもそのラボAからは1週間後に返信をもらうことができ、運よく PI と1 on 1でインタビューを行う手筈となりました。

 

日程は PI の秘書さんとのメールのやり取りで決めましたが、この工程で少し危なかったのがサマータイムの存在です。

日程の交渉を行っていたのがアメリカのサマータイム導入前で、インタビューはサマータイム導入後だったので、気づかなければ連絡が1時間ずれて破談になるところでした。

 

このようにアメリカとの時差を計算する時には少し注意が必要です。

Wordtimebuddyというサイトが未来の現地時間を調べる上で有用だったので、これから海外ラボに打診する方はぜひ使ってみて下さい。

 

メールの場合、同時にいくつアプライする?

「メールによるラボの打診」はうまく行かないことが多いので、同時に複数アプライした方がいいと教わっていました。

私の場合も、打診から最終的に内定を頂くまではおおよそ3ヶ月かかりました。

なので、この間に他のラボにも打診する時間的に余裕は十分にありました。

 

ところが、「同時に複数のラボに打診するのは相手に失礼じゃないか」という日本人的な思想が働き、2か所のラボだけにメールを送り、結果的に運よく内定を頂くことが出来ました。

しかし、これは運が良かっただけに過ぎず、やはり本来は複数のラボに打診した方がリスク回避になったと思います。

 

ラボAの PI からオファーを頂いた時のメールにも「I would like to offer you a position, are you still interested?」と書かれており、向こう側としても複数アプライしているのは「当然」という認識だったのかもしれません。

 

メールのやり取りにおけるアドバイス

打診してから次のステップに進むと PI の秘書さん達とメールでやり取りすることになります。

早く連絡が欲しい場合、 PI をそのメールにCCしておきましょう。

あくまで体感ですが、そうすることで秘書さんのレスポンスが少し早くなった気がします。

 

ちなみに、私は英語のメールのやりとりが今後増えることを見越して、「英文の手紙」に関する本を数冊購入し、そこで紹介されている良さそうな英文をいつでも使えるようにWordにまとめておきました。

そうしたことで、メールを送るハードルが少し下がったように思います。

 

PI との 1 on 1 インタビュー

私のインタビューは朝6時からと、まあまあ鬼畜な時間でした。

インタビューは Zoom で行いましたが、この時はまだ日本で普及する少し前だったので、あらかじめ動作環境などを入念にチェックしておきました。

そして、今後 WEB ミーティングが増えていくことを見越して、Logicool のヘッドセットを買って本番に臨みました。

 

インタビューの当日、まずはパワポのスライドを2分ほど使って「自己紹介+今までの研究内容の紹介」を行っています。

そして、次にお互いいくつか質問をしていきました。

 

重要なことですが、こちらにも自分に合った最適のラボを選ぶ権利があるので、気になることはちゃんとここで聞いておきましょう。

また、真剣に質問する方が恐らく相手にもいい印象を与えると思います。

以下は私が PI に聞いた質問の一例です。

  • 臨床検体へのアクセスは?
  • 共同研究は多いか?
  • 採用するポスドクに臨む能力は?

 

また、PI と会話をしていく中で、以下のスキルが重んじられているように感じたので共有しておきます。

  • 最低限の英会話が出来るか
  • 臨床検体の扱いに慣れているか
  • 助成金をとってこられるか
  • 動物実験をちゃんと行えるか(アレルギーなどないか)

ここで行った1 on 1インタビューでは科学的な討論は一切せず、一般的な会話のみで終了しました。

また、PI もはっきり言っていましたが、この時点では私の学位論文もまだ読んでいませんでした。

そして、終わりに差し掛かったタイミングで「来月のラボミーテイングでメンバー全員の前で学位論文のプレゼンテーションをしてね」と全体インタビューのお誘いを頂きました。

 

そしてこの時に “Next time, let’s talk more about science”と言われて、知識がないのがバレると一瞬ドキっとしたのを覚えています(笑)

 

ちなみに、PI とは直接連絡がつかないことがあるため、インタビューのときの「プレゼンテーションの時間」や「発表内容」などをあらかじめ確認しておくことをオススメします。

また、こちらの予定を合わせるのも時差の関係で色々と調整が必要なので、日程についてもこの時に質問しておきました。

しかし、COVID-19の影響で3日後にラボが閉鎖するなど、ドタバタしており、残念ながらこの時はまだプレゼンの日程は決められませんでした。

 

インタビューの時間はおおよそ20分だったと思います。

たった20分ですが、やはり緊張していたせいか終わった後はとても疲れました。

 

インタビューのあとはお礼メールを必ず送ろう

これは1 on 1インタビューでも全体インタビューでも共通して言えることですが、個人的にはインタビューを終えたあとは、必ず半日~1日以内に PI 宛てにお礼のメールを送ることをオススメします。

その方が相手に自分の印象を残せますし、こちらの誠実な態度が伝わるように思います。

 

全体インタビュー

概要

前述のとおり、私は1対1で PI とインタビューした1か月後に、ラボメンバー全員の前でプレゼンテーションを行うことになりました。

開始時間は日本時間で朝5時でした。

 

先方もラボミーテイングが WEB に移行したばかりであったり、私もCOVID-19の最前線にいてなかなか都合がつかなかったので、秘書さんとは何回もメールでやり取りを行いました。

当初は渡米して先方のラボで直接プレゼンテーションを行うはずでしたが、COVID-19の影響でそもそも外出禁止令がでており、WEB での開催になりました。

 

留学先を直接見学できなかったのは非常に残念でしたが、病棟を留守にせずに留学の準備を進められたのは周りにも迷惑をかけず、結果的には良かったかもしれません。

 

本番に向けての準備

全体インタビューに際して、自分が思いついて実践したことを羅列します。

  • インタビューの1週間前から毎朝4時に起床して早起きの練習をした。
  • インタビュー用に作成したパワポは本番2日前に PI に送っておいた。
  • スライドの最後に謝辞をいれて、共同研究を成功させたことやこれまで獲得した助成金をさり気なくアピールした。

ちなみに、自分で獲得したグラントは海外ではRole: PIと明記し、誰が獲得したのかはっきり分かるようにしておくのが一般的なようです。

 

その他、インタビューのプレゼンテーションについて調べていくなかで、「Future Experiment Plans」をスライドに入れる場合があることを知りました。

この項目については PI に言われておらず、加えるとスライドの構成を変える必要があったので、ラボの日本人在籍者の方に必要か念のため確認しておきました。

そして、自分が打診していたラボは不要とのことでした。

 

また、日本のボスYの助言で、一番最後に「お遊びのスライドを作るといい」と言われていたので、それ用のスライドも最後を作っておきました。

具体的には、自分の医学部時代のスキー部の写真や新婚旅行の写真、さらには、このブログのことなどを織り交ぜたスライドを1ページ作っておきました。

この部分は本番で発表したとき、皆さんミュート+顔表示なしだったので全く反応が分からず、かなりシュールでした(笑)

 

本番の様子

自分のプレゼンは発表30分、質疑15分に設定されていました。

しかし、お陰様でたくさん質問を頂き、結果的に全部含めると1時間の内容でした。

つまり、インタビューの開始が朝5時からだったので、朝6時にちょうどインタビューを終えました。

 

インタビューを実際にやってみて、「英語」での発表は学会や大学院関係のプレゼンで何回もやっていたので、正直問題ありませんでした。

その反面、問題は予想通り質疑応答でした。

 

質問の尋ねるスピードが速く、また相手も native speaker とは限らないのでアクセントが多少あり、正直まったく聞き取れなかった質問もありました。

 

沈黙が流れるなか「えっと、、自分は一体何を聞かれているんだ?」という絶望感を味わいながら、その場合は、もういちど質問を尋ねたり、手探りで返答したりしました。

 

後から考えると、「日本語」であれば簡単に答えられるはずのところが全く返答出来ず、とても悔しい想いをしました。

ちなみに、ラボの方々は非常に優しく、言い方を変えてくれたり、質問内容そのものを変えてくれたり、とても親切でした。

 

「一番大変だった実験は?」「予想外だった実験結果は?」などのようなopen questionも少しくらいあるのかなと考え、それ用の答えも準備していました。

しかし、その期待はむなしく、最初から最後まで、ひたすら具体的なclosed questionが繰り広げられました。

また、「こちらも何か質問しないといけないだろうな」と考えて、ラボについての質問も準備していましたが、むしろ質問攻めにあっていたのでそういった時間的余裕は全くありませんでした。

 

おおよそ1時間が経った時点で、ミーティングの最後に PI から「こるく31、今日はありがとう!じゃあ、今日のプレゼンを通して最後に何かコメントあるかい!?」という不意打ちの質問がありました。

しかし、ここが一番後悔したのですが、その時はあまりに疲弊しており、ファイティングポーズをとるのを忘れ「Oh,,,,, no comment…」と素の返答してしまいました。

 

しかし、咄嗟にこのままだとヤバいことに気づき、PI が「まとめの言葉」を述べた後にすかさず「今日は貴重な機会を頂き本当にありがとうございました!」とだけ最後に付け加えておくことが出来ました。

I would like to extend my hearty thanks to everyone for the opportunity of my presentation today.

I was pleased to share the results of my research over the years in front of the wonderful lab members and to receive many questions.

I would like to improve my English skills and deepen my knowledge of cancer biology so that I can debate with all of you in depth in the near future.

Thank you. 

と、バシッと決め台詞を言いたいところですが、実際はもちろんもっと手短でした笑

 

振り返ってみて

Open questionと同様に、自分の「共著論文」にもついても何か聞かれることを想定してその論文も読み込んでいましたが、そちらも全く聞かれませんでした。

また、ラボの最近の論文や Review も一応読んでおきましたが、それも本番には全く役立ちませんでした。

 

プレゼンテーションを振り返ってみて思ったことは、本番にむけて幅広い知識を付け焼刃で身につけるより、もらった質問を的確に理解し、知っている情報を最大限相手に伝えられるようにすることの方がよっぽど大事だと痛感しました。

つまり、結果的には英語の動画や映画をみて、聞き取りの練習をしておいた方がよっぽど役に立ちました。

この練習に関しては、非常に有用なアプリケーションをあとから見つけたので記事にしました。

※2020/11/21追記

otter.aiのアイコン
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その他

Zoom のプレゼンをやってみて、感じたことを以下に書き足しておきます。

  • ラボメンバーは全員顔表示なしでした。そのため、相手の表情をみながらプレゼンが出来ないので、少し注意が必要でした。
  • 質問者の立場からすると、相手に声が届いているのか不安になるので、大袈裟に頷くと相手に安心感を与えられる。

 

2021/03/13追記
この記事を読んだうえで、留学の準備は何から始めたらいいかという質問をもらいました。

個人的にはまずは「ラボ選び」だと思います。

ゆっくり時間をかけて、ラボを10か所ほど選定しておくのがいいでしょう。

また、ラボのホームページだけでなく、福利厚生を確認するために所属機関のホームページも確認しておくことをオススメします。

ちなみに、同時並行で「履歴書」と「推薦書」の準備もできると思います。

そして、候補ラボが決まったら、使い回しじゃない熱のこもった application letter を書いていくのがいいと思います。

 

最後に

最終的に、全体インタビューを終えた2週間後に内定をもらうことが出来ました。

当初は全体インタビューまで来たら「結構、安牌なのかな」と勝手に楽観視していました。

しかし、内定を頂いた後に日本人のラボ在籍者に伺ったところ、実は毎週のようにポスドク候補がプレゼンをしており、この半年間は誰も雇っていなかったようでした・・・。

 

まじかよ。自分が内定もらったの何かのミスじゃん。重大な欠陥じゃん。

とか思いつつ、冷や汗をかいたのを覚えています。

 

ちなみに、自分の業績は筆頭論文が1つだけ、さらに、そのインパクトファクターは1桁でした。

なので、今回のビッグラボへのコネなしでの内定は色々な方に勇気と希望を与えられたと思います(笑)

 

COVID-19 の影響で先行きが全く読めなかった4月頃は、半ば学位も留学も諦めかけていましたが、何とか内定を掴みとることが出来て本当に良かったです。

 

最後にもう一つアドバイスですが、内定をもらった後は推薦状など、お世話になったかた全員にお礼のメールを送りましょう。

そうすることで喜びを共有できますし、そもそも内定をもらったあとは「助成金申請 地獄」ですぐにまた推薦状が必要になります(笑)

 

 

以上が【研究留学の準備 – 実践編】のすべてになります!

今後は留学先で自分の身分を確保するためにも、全力で助成金を獲得したいと思います。

そこで学んだエッセンスなども、また記事に出来ればと考えています。

 

長かったですが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

 

※2021/01/28追記

インタビューの準備をしたときに、参考になったサイトが幾つかありました。

以下にリンクを貼っておくので、そちらもご参照下さい。

From 10,000 Lakes to …
ポスドク候補のインタビュー

心を軽くする生き方道場
インタビューをされる側が知っておいた方がいいこと

僕らの研究スタイル
海外ポスドク面接:準備、内容、服装など(ドイツ)